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■空手道2006年以前の記事はコチラ◆2007 ◇【全日本学生での悔しさ一転!!佐藤全日本V】(12/9) ◇【女子団体形初代優勝チームの栄冠に輝く】(11/23) ◇【下級生の成長確実】(11/3) ◇【男女形揃って関東V】(10/8) ◇【届かぬ優勝。連覇は叶わず・全日本学生】(7/1) ◇【全日本学生(7/1)出場予定選手】(6/10) ◇【女子組手準V!!優勝は大正に阻まれる】(5/20) ◇【男女準V!!優勝まであと一歩】(5/5)
しかし自身が話す通り決して最初から優勝を狙っていた訳ではなかった。2回戦までは難なく突破するものの3回戦では12−7と大量の失点。しかしここで「目が覚めた」と佐藤選手は振り返る。そこからは集中力を取り戻し、鋭い踏み込みで間合いを詰め、得意の逆突きで相手を圧倒した。 準決勝の相手はライバル大正大の藤原菜希選手(学連)。得意の上段突きで前半はリードを保つが、後半藤原選手が猛追。警告を取られるなど不利な判定も続いたが、確実にポイントを追加し9−8と逃げ切った。 決勝の相手は佐藤選手がライバルと話す新井彩可選手(学連)を破った本間選手。先制点を取られるものの焦ることなくポイントを重ね、優勝を勝ち取った。
女子団体形
女子団体形は日高奈津美選手(教・2)、葛西美由紀選手(教・1)、岡本沙織選手(教・1)が出場。10月の関東大会以降、さら磨きをかけた技で並み居る強豪を押しのけた。決勝の相手は青山学院大(佐藤、川上、菊池)。本学は「雲手(ウンスー)」の形・形分解を演武した。 雲手は伏せた状態からの蹴り、飛び技などもある難度の高い形。大技が極まる度に会場からは歓声と拍手が起こった。決勝メンバーの全員がまだ1・2年生。来年度以降の連覇への期待は大きい。 男子団体形 男子団体形は予選を「慈恩(ジオン)」で突破。準決勝を「壮鎮(ソウチン)」の演武で関西大を5-0で破り、優勝へ王手をかけた。決勝の相手は形の強豪校、山梨学大。演武形は劉衛流の代名詞ともいえる「安南(アーナン)」。キレのある動きと一糸乱れぬチームワークで演武を終え、会場を魅了した。 対する本学は「雲手(ウンスー)」で勝負。気迫あふれる演武を披露したが、山梨学大には一歩及ばず。2−3で優勝へは一歩届かなかったが、準優勝を飾った。
女子53kg級決勝。前半戦は1−1とそれほど差は開かなかった。だが試合中盤、藤原選手の上段蹴りが極まってからはそのまま押し切られ、逆転はならなかった。大正大は今大会で女子3階級中2階級を制覇。女子組手は今後、いかに大正大を制するかが一つの大きな課題となりそうだ。
団体形は今年から決勝での形分解(※1)が導入され形の選手にとっては練習内容が多くなった。香川政夫師範は「空手をもっと知る事、明確に知る事が(これまで以上に)大事になった」と話した。本学は男女とも決勝で「雲手(ウンスー)」の形と分解を行なった。 女子決勝の相手は形の強豪、青学大。息の合った演武で会場を魅了した。一方、本学は形・組手の両方で試合出場している選手が多く、迫力ある形分解を披露。技が極まる度に、会場からは拍手が響いた。緊張のためか動作に固さは残ったものの4−1の判定で見事優勝を決めた。 男子形は予選から山梨学大と本学の一騎打ちとなった。予選で一糸乱れぬ動きの征遠鎮(セイエンチン)を演武した山梨学大は、22.5をマークし予選をトップ通過。本学は慈恩(ジオン)を演武し22.2点。山梨学大に次ぐ得点で予選を通過した。 5人の審判の多数決によって勝敗が決まる決勝トーナメント。山梨学大が青学大を5−0、本学が駒大を4−1で破り決勝へと駒を進めた。決勝で山梨学大は安南(アーナン)の形・形分解を披露。分解では高速かつ豪快な動作で会場を沸かせた。一方、本学は雲手で勝負。分解では高橋一應選手(済・4)が落ち着きを見せ、他のメンバーを引っ張った。 チームを引っ張った4年の高橋選手は「去年は優勝したんですけど、一昨年は負けたので勝てるように頑張った。全日本でまた頑張ります(※2)」と決勝後に話した。また、全日本の個人戦で3位入賞するなど今季好調の高橋祐也選手(済・3)は「優勝することだけを考えて練習してきたんで嬉しいです」と笑顔を見せた。 ※1形分解:本大会では今年度から導入された。形分解とは二人一組、又は三人一組となって対戦形式で形を演武するもの。観客にとっては形の意味が分かりやすくなり、選手にとっては形の意味を正確に理解する必要があるため、双方にメリットがある。一方、形の動作は複数の意味を持っている場合もあり、審判にはこれまで以上に専門性が求められる。 ※2全日本:全日本大学選手権においても今年度より団体形の部が新設された。
その時、佐藤祐香選手(済・4)は地面に崩れ落ちた。まるで大正大学・新井彩可選手の中段突きが佐藤選手のスイッチを切ったかのようだった。
引退まで残り数ヶ月、3年間追い続けてきたライバル、新井選手を倒す数少ないチャンス、それが7月1日に日本武道館で行われた全日本空手道選手権の決勝の舞台でおとずれた。佐藤選手はトーナメント表を見た時点でこの状況を予想し、新井選手が国際大会で蹴り技をよくもらうことから、自分も「蹴りで応戦しようと」考えていた。予選では極力蹴り技を控え、新井戦にすべてをかけた。
しかし、新井選手自身は一流の蹴り技を持っており、開始早々中段蹴りを放つ。佐藤選手もとっさに蹴り返すが、とどかず2ポイント先制される。流れは悪い方向へ。先日の関東大会で新井選手に敗れた試合にイメージが重なる。そしてなんと上段蹴り一本で計5ポイント奪われ、最後は中段突きで試合終了。 試合後、やはり口にするのは新井選手の事。「優勝より新井選手からの一勝」と意気込んでいただけに「4年間やってきたのに勝てなかった、みんなにも申し訳ない」と言葉、行間、表情など、すべてから悔しさが伝わってくる。が、「チャンスがあるなら次こそは」この言葉からは決して反省の言葉との比較からではない強い思いが感じられた。 7月1日(日)、第51回全日本学生空手道選手権大会が日本武道館で行なわれる。今大会は個人戦で優勝が争われ、組手と共に形競技も行なわれる。本学からは10名の選手が出場する。森誠和主将(済・4)は「個人戦ですが、みんなで協力して優勝を目指したい」と大会へ向けての意気込みを語った。 また佐藤祐香選手(済・4)、甲斐健太選手(済・3)、二瓶竜宇選手(済・3)、野口真史選手(済・3)は全日本空手道連盟の指定強化選手にも選ばれた。 男子組手:佐藤尚也(済・4)、甲斐健太(済・3)、二瓶竜宇(済・3)、野口真史(済・3)、松村健(済・3)、香川幸允(済・2) 女子組手:佐藤祐香(済・4)、日高奈津美(教・2)葛西美由紀(教・1) 女子形:岡本沙織(教・1) ◇【女子組手準V!!優勝は大正に阻まれる】(5/20)オープン戦WEB限定特集第2弾
5月5日の東日本に続き今回も安定感のある組手を見せた野口選手。「昨日、ナショナルチームの合宿があったのでコンディション的には良くなかった」と話したが持ち前の安定感と勝ち急がない冷静な判断力は健在だった。
0−0で迎えた延長戦では開始10秒で上段突きを極め、勝利。終始、相手をよく見ていたその「目」が勝利へと導いた。後輩ながら身長差のある香川幸充選手(済・2)との対戦でもそれは変わらなかった。相手の懐に踏み込み、確実な中段突きで3−0と失点をゼロに抑え体格のハンディを覆した。
「いつもいい所まで行くが、負けてしまうので、ひと皮むけるよう頑張りたい」と話す野口選手。今後の更なる成長に期待したい。なお今大会は優勝と準優勝を駒大が飾った。優勝大木正歳選手(駒大)、準優勝竹田純哉選手(駒大)。 ▼野口真史(済・3)東北工大高出身。大学では団体戦メンバーに1年次から選ばれている。
女子組手は東日本の団体戦に引き続き、今回の個人戦も大正大と本学の激しい優勝争いが展開された。中でも新井彩可選手(大正大・3)は今大会でひときわ大きな強さを放っていた。準決勝、葛西選手との対戦では相手の動きをよく見てのカウンター、素早い蹴りで相手を圧倒。葛西選手も新井選手の仕掛けに動ぜず冷静な試合運びを展開したが1−6と新井選手の大勝に終わった。
女子形:「岡本」1年で決勝進出の快挙決勝は準決勝で藤原菜希選手(大正大・3)を4−2で破った佐藤選手と新井選手が激突。前半、佐藤選手が積極的に仕掛けるもののなかなか得点に結び付かない。その後、鋭く仕掛ける中段蹴りで新井選手がペースを掴んでからは、試合の流れは変わらなかった。「ライバルは新井選手」と話す佐藤選手にとっては準優勝の喜びより、優勝を逃した悔しさの残る試合になったに違いない。決勝スコアは1−6。
女子形は決勝で松村抜塞(マツムラバッサイ)を演武した宇佐美里香選手(国士大)が5−0で、十三(セイサン)で勝負に出た松谷知美選手(明大)を破り優勝。キレのある演武で会場を魅了し、判定を全て青色一色に染め上げた。本学からは岡本沙織選手が唯一決勝トーナメントに出場。初戦敗退となったが1年とは思えない緩急ある演武を披露した。演武形は五十四歩小(ゴジュウシホショウ)。
◇【男女準V!!優勝まであと一歩】(5/5)オープン戦WEB限定特集
団体戦男子 〜注目の野口・香川〜 野口真史選手
今大会で抜群の安定性をほこったのが野口真史選手(済・3)だ。日体大戦では金城圭尚選手(日体大・2年)と一進一退の試合を展開したが、香川師範の「野口慌てるな!」の言葉通り、勝ち焦ることなく試合を進め6−3で勝利を収めた。比較的、足払いからの突きが多い野口選手だが、無理に一本を狙うことなく相手から崩される場面は予選、決勝通して少なかった。決勝では竹田純哉選手(駒大・3)の突きが当り、口からの出血のため一時試合が中断する場面もあったが、その後もリズムを崩すことなく試合を組み立てた。決勝では敗れはしたものの4−6とその差を広げさせなかった。
香川幸充選手
今大会、下級生で唯一試合に出場した香川幸充選手(2年)。その長身を生かし並み居る強豪を振り回し続けた。前蹴りで攻めたかと思うと、素早い後回し蹴りを仕掛けるなど、技のバリエーションも豊富、体軸もしっかりしており長身ながら比較的安定感のある選手だ。香川師範は今後の課題について「スケールの大きい技を出せるようにすること。もっと攻撃力を身に付けてほしい」と語る。今後のさらなる成長に期待したい。
団体戦女子 〜下級生の成長がカギ〜 目指すは優勝
「先輩方についていくので精一杯でした。とにかく自分の力を出せるよう心掛けました」と話す葛西美由紀選手(1年)。予選では上段突きを中心に安定した組手を展開した。香川師範は「元気がいいし、マジメ、思い切りの良い組手ができる。今回はいい経験になったと思う」と今後の成長に期待を寄せていた。 その新入生を引っ張る立場となった日高奈津美選手(教・2)。「攻撃力が身についてきた」という香川師範の評どおり、着実に力を付けてきた。だが優勝を目指すにはあと一歩実力を付けたいところ。その実力がチームのカギを握ると言っても過言ではない。 女子チームをまとめる佐藤祐香選手(済・4)は「優勝できなくて悔しい。チームワークを高めて全日本では優勝したい」と決勝での悔しさを滲ませた。なお佐藤選手は個人としては今大会すべて白星で飾り、優秀選手に選ばれた。
OGコメント
渡辺由希選手(教・卒)「チーム一人ひとりが頑張っていてレベルが上がっているんで、今回は2位だったけど、十分優勝できる力はあったと思う。1年生は練習でも試合でも声が出ていて、元気もありよかった。次は優勝してほしい」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||